ポルシェ板金塗装実績 | ポルシェ･911･カレラS (997)のフロントバンパーの破け修理.ポルシェの新品部品も調達可能 | 和光自動車

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Porsche 911 Carrera S (997)

　ポルシェ･911･カレラS (997)の
　フロントバンパーの破け修理。

　トラックの後ろに付いている
　荷下ろし用のパワーゲートの先端に
　接触してしまったようで、
　バンパー右側の下部が切断されたように
　裂けていました。

　バンパーの裂けの詳細。

　中央側のバンパー下部の支柱部にも
　接触跡がありました。

　早速、バンパーを外して修理を開始。

　バンパーの外れた 911カレラＳ(997)。

　内部に損傷がないか確認したところ、
　空気をラジエターに導くためのシェラウドに
　傷がついていた程度で、ラジエターには
　損傷は無いようでした。

　まず、裏側から裂けた個所を
　接合していきます。
　切断時に素材が伸びて余っている状態に
　なっているので、キレイに面を合わせる
　加工を行っておきます。

　面をピッタリ合わせたところで、
　裏側からグラスファイバーで接着。

　ガッチリ接着できました。

　しっかり接着できたところで、
　表面の修理に掛かっていきます。
　赤く色がついている部分は
　裂けた時に起った塗装のヒビです。
　見逃さないように赤でマーキングして
　おきました。

　ヒビの入っている塗装を削って
　パテを付ける準備をしているところ。

　開口部の周り込んだところも裂けて
　いたので、こちらも研摩。

　中央側の支柱の部分にあった傷も
　エッジを研摩してパテを付ける準備を
　していきます。

　下準備が終わったところで
　バンパー専用パテをつけました。

　バンパーにつけたパテを平滑に
　研摩して、、、

　下地のサフェーサーを塗装。

　さらに塗装したサフェを平滑に研摩して、
　本塗りペイントの準備をしていきます。

　バンパーにボディ色の
　アークティックシルバー(92U)を
　ペイント。
　今回は部分塗装で仕上げました。

　これは裂けていた個所を接合する時に
　外した、裏側のトリム類です。
　ペイントの終わったバンパーにこれらを
　組付けて、、、

　車体にバンパーを取り付けして完成。

　キレイに仕上がりました。

　面をピタっと揃えてから接合したので、
　逆Ｒの部分もキレイに面出しできました。

　弊社ではポルシェの新品部品も調達可能
　ですが、今回はバンパーが日本国内欠品中
　だったため、修理で対応しました。
　弊社は東京下町の板金屋です。
　腕のいい、上手な工場を目指して
　日々精進しています。

　この911は6速マニュアル車でした。
　弊社の従業員はマニュアル車の運転に
　慣れているので、車の入れ替え時などでも
　半クラで無駄に吹かしたりするような、
　クラッチに負担を掛けるような運転は
　しません。
　弊社はマニュアル車も安心して預けて
　頂ける工場です。

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